第三回定例会 決算委員会

本日、決算特別委員会が終了いたしました。

会派として「都民ファーストの視点」「賢い支出がなされているか」「持続可能性があるか」の4つの基本的な視点を持ち、令和元年度決算の審議を行いました。

私からは、

◼️議会費・政策経営費・総務費

・街頭消火器に関して
昨年の一般質問から取り上げている街頭消火器に関して、一般質問の際に要望したことも含め進捗状況の確認を行いました。
地域の防災訓練と合わせて進める予定だったが、コロナの影響もあり進んでいないとの事。
呼びかけなどを行い、町会と連携しながら設置の見直し・新設置を進めるよう要望致しました。

・防災に関するホームページの掲載事項に関して
区民の方からも要望されていた見づらさについて、
区民の方が見やすく・見つけやすいものになるよう改善を要望。
掲載されていない避難所のペット同行に関しても、掲載するよう要望致しました。

◼️区民費・福祉費・衛生費
・産後ケア事業に関して
昨年、母子健康法が改正され産後ケア事業実施が努力義務となりました。
本区はまだ区内に受入先がなく、近隣区に委託している状態のため、病院の空き病床を利用するなど、区内の受け入れ体制を作ることを要望。

・母親学級。パパママ準備教室に関して 
新型コロナの影響で休止していた母親学級・ママパパ準備教室に関して、感染症対策を講じた今後の運営方法に関して確認。
導線を決め、感染症対策を万全にし再開している。日程も増やして行っていくとのこと。
東京都の助産師会のYouTubeチャンネルの紹介を行うなど、家でもできるサポートを行ったとのこと。

女性は出産後の産後うつの問題がある中で、夫のサポート体制は必要だと考えます。
最近は在宅勤務の人も増え、子育て世代の男性の6割が育児と仕事の両立がしやすくなったと回答しているとのデータもあがってきている。また男性の育休が言われている事も踏まえ、男性の育児教育、サポートの機会を設けるべきだと要望。
ママパパ準備教室の中で工夫をしていくとのこと。


・女性のしなやかな健康づくり事業に関して
健康診断の機会が少ない若い女性をターゲットとし、健康寿命と関連深い骨粗しょう症の検診など介護予防に繋げるため様々な検診・教室を行っている事業。
保健所だけではなく、池袋ルミネでこういった検診や教室を行ったり
乳幼児健診と合わせて、お母さんにも検査を行うなど工夫をされています。
なかなか若い女性をターゲットにした事業は、参加率など課題が出たりしますが
ルミネで開催するなどの工夫によって、すごく好評との事で引き続きの実施を要望しました。

◼️環境清掃費・都市整備費
・不燃化特区推進事業に関して
現在の進捗状況の確認。
地元の特定整備路線補助172号線の進捗状況も確認しました。
「不燃化特区制度」は10年を目標に行われていた事業です。
今年度終了予定だったため、期間の延長を予定するとの事。
そういった情報共有に関して、きめ細かく対応し地元の方々に迅速に周知していただくよう要望。
補助172号線によって、長崎地域は大きく変わっていきます。
街づくりの際には、地域の声を取り入れて変わらず愛される街にしていただくよう要望。
当事者として、地元を代表して質問・要望を行いました。


・公園トイレに関して
平成29年「としまパブリックトイレプロジェクト」として、アートトイレを始めとするトイレの改修工事を行なっている事業。
地元の長崎4丁目児童遊園のトイレを取り上げました。
事業が始まった年にトイレの撤去が決まったとの事ですが、
ドアノブが取れ、外から南京錠がかかり使用できない状態のまま、今も放置されております。
早期対応を公園の整備を含めて要望。合わせて、改修工事が残っている他の公園の対応もお願いしました。
長その後、崎4丁目児童遊園はすぐに整備していただき、トイレの撤去に関しては工事会社が決まり次第、早急に対応するとのこと。

before↓


after↓


◼️文化商工費・子ども家庭費・教育費
・東長崎駅南口デジタルサイネージに関して
南長崎にできましたトキワ荘に併せて、回遊促進を促すために設置されたデジタルサイネージ。
表示内容に関して、モニュメント等の場所の表示だけでなく、ゆかりの地のエピソード紹介やイベントの紹介、お休み処など周辺の関連施設の紹介などの表示するなど、巡りたくなるような工夫をお願いいたしました。
併せて、駅からトキワ荘までの案内表示も要望。
パブリックアートなど、案内表示を含めて検討していうとの事です。
今後とも地元と連携し、回遊性を促す工夫をお願いいたしました。